今年の5月ごろの話ですが、
IT活用を担う「テックチーム」事務局長の平将明内閣府副大臣は「日本のデジタルガバメントは10年遅れている」と指摘し、
日本のデジタル化は「10年遅れ」、コロナ契機に転換を-平副大臣
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-21/QAKJICT1UM1201
このニュースに触れて驚いた方が多かったんじゃないかと思います。
官僚の認識だとたった10年なのか?!
20年は遅れてるだろ!!
と思った方も多かったんじゃないかと思います。
菅政権になってデジタル庁が設置されるとのことで、
日本のIT化が進めばいいなっと思います。
国民総ID化の提唱
自分は長らく
国民総ID化
を提唱してたつもりでしたけど、
記録としては見つからなかったので、
まぁこのブログでは初提唱になります。(笑)
自分の言う“国民総ID化”とは、
国民一人に一つだけで割り当てられるIDで、
いわゆる複垢を作ることができないIDです。
まぁマイナンバーが近しい感じかもしれません。
ただマイナンバーほど個人情報に紐づけされたものだと、
セキュリティー的に怖いので、もっと気軽に使えるように、
一個人で単一IDであることが認証されればよいと思うのです。
ですので、個人情報は乗せなくてもよいと思ってます。
むしろ個人情報は乗せない事により、IDを利用する側は
個人情報保護法を考える必要は無いはずです。
SNSに対応すれば、誹謗中傷が減るかもしれないし、
ネットショップに対応すれば、転売対策になりますし、
ネットゲームに対応させれば、不正対策になりますし、
各サイトに同じIDでログインできちゃう。
(今でいうgoogleとかfacebookとかのアカウントでログインですね)
信頼度の高いアンケートも取れるかもしれない。
今だと、携帯電話の番号認証方式がこれに近いものです。
『携帯の番号認証でいいかな?』と思う部分もあるんですが、
携帯は複数持てちゃうし、やっぱ“国が認証してる”って部分が
強いと思うのです。
(つか、一人1IDは住民票をもとにしないと無理だと思う。)
認証方法を長らく考えてたんですが、
IDとPASSは論外。
パスワード割れただけで他人になりすまされちゃいますし、
パスワード忘れちゃう人もいますし。
ICカード
今のマイナンバーですね。ICカード+暗証番号です。
十分これでも強固であると思いますが、
ICカードと暗証番号が漏れれば
これも他人になりすまされちゃいますので
なんとか人体認証を取り込めないものかと。
ですので
最近だったら、USBの指紋認証が一番楽に安価にできるんじゃないかと思ってます。
2000円からでも売ってますでしょ?USBの指紋認証のやつ。
個人的には静脈認証とかのが好きですけど、まぁ費用を思えば仕方なし。
USBを刺すんだったら、まぁ今の時代なんとかなるでしょ。
Type-AとかType-Cとかありますが。
もっとも
今ではマイナンバーができたんで、いまさら感があります。
そういう意味で言えば、
日本のIT化も進んでいるのかな~って思いますが、
遅すぎますよね。
それでも総ID化は提唱したい。
それなりのニーズはあると思う。
いまさら感もあるんですけどね。
強く思ったこと
アベノマスクなんぞ配る手間暇費用があれば、
総ID化して国民に安定したマスクの供給できたんじゃないの?
と思う。
オイルショックからなんの進歩もしてない気がします。
マスクの転売を法で取り締まるより、
よっぽどマシだと思う。
何かあった時に禁止して対策したつもりになるのが、
いかにも日本的だと思う今日この頃であります。
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